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大相撲

金星の阿炎 まさかの勝利に放心状態

 大相撲夏場所6日目の18日、24歳の新鋭・阿炎が初対戦の白鵬を破り、波乱を起こした。まさかの勝利に放心状態だったといい、実感が湧いたのは勝ち名乗りを受けた時から。花道を引き揚げると「相撲人生で一番うれしい」と、笑顔がはじけた。

     長い腕で先手を取った。もろ手で突き放して横綱にまわしを取らせず、相手がたまらず引いたところを逃さず出て、最後は腹を突いて勝負を決めた。土俵下で審判長を務めた藤島親方(元大関・武双山)は「師匠(の姿)がかぶって見えたね」。スピード感あふれる突き押しで人気だった師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)を引き合いに出し賛辞を贈った。

     埼玉県越谷市出身。2013年夏場所で初土俵を踏むとわずか11場所で十両へ昇進した。長い手足を生かした突き押しが武器で、日ごろから「とにかく腕を回すことだけを考えている」。支度部屋では普段から「目立ちてえ」などとつぶやくが、理にかなった攻めで新入幕から2場所連続で2桁勝利を挙げている。

     金星にも、支度部屋では「早く帰っていいですか」と笑って言った阿炎。理由は「昨日が母の誕生日。母の日に何もできなかったので、早く報告したいっす」。親孝行なやんちゃ者が、夏場所を面白くした。【田中将隆】

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