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成田空港開港40年

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成田空港開港40年

日本の表玄関は今/4 手続き自動化ファストトラベル 旅客のストレス解消 推進は最重要課題に /千葉

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 パスポートと搭乗券を端末にかざし、体験展示用の出入国審査ゲートに向かうと、顔を認識して自動で扉が開く。あっという間に終わりだ。NECの顔認証技術のシステムに、台湾桃園国際空港運航安全部の王芳瑾さん(30)は「びっくりするほど早く、とてもいい」と感心していた。

 千葉市美浜区で4月に開かれた第13回国際空港評議会(ACI)アジア太平洋地域総会には、43カ国・地域の空港・航空関係者ら521人が出席した。NECの新野隆社長は「未来の空港のためには新しいテクノロジーが必要になる」と基調講演した。会場では、41社が台車型の自動荷物仕分けや多言語翻訳など最新鋭の機器を出展。NECは最大の36平方メートルを確保し、最先端の顔認証技術を駆使する自動の出入国管理システムを紹介した。米国のジョン・F・ケネディ国際空港やダレス空港などで既に顔認証技術は活用されており、担当者は「空港関連のマーケットは重要かつ魅力的」と話す。

 パネル討論では香港空港公社航空開発部のビビアン・チュン副部長が預け入れ荷物のシステムを紹介した。搭乗客が荷物に付けた電子タグを登録しておくと、到着地の空港でターンテーブル上をぐるぐる回る荷物をずっと見ていなくても、出てくる直前、スマートフォンに通知されるようになる。チュン副部長は「モバイルと生体認証、ビッグデータなど最新のテクノロジーを活用したい」と言う。

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