日大・内田監督が辞意 絶対者、モノ言えず 「やらねば使ってもらえない」
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アメリカンフットボールの関学大との定期戦で悪質タックルで反則をした日大フェニックスを率いる内田正人監督が辞任を表明した。厳しい練習で昨年末にチームを27年ぶりの学生日本一に導き、不死鳥(チームの愛称)のように復活させた名物指導者は選手をあおるような指示で従わせ、競技の信頼を失墜させた。内田監督は「全ての責任は私にある」と謝罪したが、真相解明は道半ばだ。【松本晃、小林悠太、村上正】
内田監督が辞任を表明した19日。東京都世田谷区のグラウンドで日大アメフット部の全体練習は行われず、静まり返っていた。部員は問いかけにも硬い表情で無言だった。あるアメフット部OBは「遅きに失した」とため息をついた。
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