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世界の見方

イラン核合意、米欧関係に変化も マジド・ゴルプール ブリュッセル自由大助教

ブリュッセル自由大学のマジド・ゴルプール助教=八田浩輔撮影

 米国がイラン核合意からの離脱を表明した。中東情勢は新たな課題と変化が生じる一層不確実な段階に入る。地域に安定をもたらす狙いがあった核合意はさらなる緊張を作る道具となってしまった。

 核合意は核開発という「がん」の治療を目的に6カ国(米英仏独中露)がイランに服用を勧めた薬だった。しかし核開発の欲望は残り、軍備増強、弾道ミサイル計画など新たな問題も現れた。医師たちが想定していなかった副作用が生じたのだ。病状の進行にトランプ米大統領は「今の薬ではだめだ」と判断した。

 英仏独は中長期的な展望では米国の見解を理解し、米イランと妥協策を見つける必要があると分かっていた。…

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