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2度の舌がん手術を乗り越え、神奈川県平塚市役所で勤務しながらスノーボードの全国大会で2位となる活躍をした渡部亮さん(38)が19日、同市八重咲町のひらつか市民活動センターで、病気のどん底からはい上がった人生をテーマに講演した。「がんを知り、夢を持ち、諦めないことの大切さ」を訴え、支えてくれた家族に感謝した。【渡辺明博】
渡部さんは2015年夏、耳に水がたまったことから耳鼻咽喉(いんこう)科を受診し、舌の異常が見つかった。別の病院で初期の舌がんと診断され「頭が真っ白になった」。1週間後に舌の3分の1を切除したが、数カ月後に再発、リンパ節への転移も認められた。2度目の手術では舌の半分を摘出し、腕の筋肉で舌を再建した。「痛みとの戦い。時間がたつことだけを願っていた」と当時を振り返った。
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