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中田島砂丘

ウミガメの砂丘、石だらけ 産卵に影響も 海岸浸食対策、県が実施 浜松

中田島砂丘の砂浜の石。5センチ前後で砂利道のように延びている=浜松市南区で4月4日

 日本3大砂丘の一つで、アカウミガメの産卵地として知られる中田島砂丘(浜松市南区)の海岸が石で覆われ、地元住民から「美しかった砂浜が台無し」と声が上がっている。静岡県が浸食対策の事業で石を使ったためで、県は「海岸線を維持できる」との立場だが、ウミガメが上陸しなくなった所もある。【奥山智己】

 JR浜松駅南口から車で南に15分にある中田島砂丘。冬に強風で砂に浮かび上がる独特の「風紋」で知られ、春から夏、ウミガメが産卵に訪れる。工事中の防潮堤から見下ろすと青い海原、白い砂丘が広がる。しかし近づくと、大きさ5センチ前後の石が積み重なっていた。波打ち際に沿った長さは東西に1・5キロ余り。幅は最大10メートルを超える。

 砂丘の自然や環境の保護活動に取り組んでいるNPO法人・サンクチュアリNPOの馬塚丈司理事長によると、以前は一面砂浜だった。しかし2010年ごろに石が目立つようになり、年々拡大。今は波が引く時にジャラジャラと音がする。15年以降はウミガメの産卵を確認できない所もある。

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