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成田空港開港40年

日本の表玄関は今/5止 展望施設「さくらの山」 地域発展させたい 地元農家ら共存強調 /千葉

 成田空港を見下ろす丘には人だかりができていた。「中東ドバイから世界最大の旅客機A380が到着します」「着陸まで2分半です」。放送が流れる。ドバイに拠点を置くエミレーツ航空の2階建てのエアバスA380が姿を見せると、大勢の人がカメラのシャッターを切り、子どもたちは「すごく大きい」と歓声を上げた。

 丘は成田国際空港会社(NAA)の所有地。成田市に貸し、2000年に展望施設「さくらの山」が整備された。A滑走路北端の北西約500メートルと撮影の絶好の場所にある。私立千葉黎明高校の写真部員は月数回訪れ、部長の横山楓加さん(17)は「撮影のいい練習になる。太陽の光が機体に反射するきれいな写真を撮れる。飛行機が大好きで、将来、関係する仕事に就きたい」と目を輝かせた。

 指定管理者「さくらの山管理企業組合」理事長、堀越一仁さん(61)は同市内で農家を営む。以前は空港用地内に農地を所有していた。子どものころ、父親(89)と反対闘争に参加し、火炎瓶を警備員や機動隊員に投げた。だが、そのうちシンポジウムで国と反対派の一部が同じテーブルに着くなどし、「もう元に戻らない。国が謝罪し、闘う意義がなくなった」と決断。1999年、買収に応じて別の場所で農業を続ける。地域を発展さ…

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