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「障害者とともに」どう実現

社会福祉法人「共生シンフォニー」で働くスタッフたち。手前の男性はパソコンで会計事務を処理していた=大津市で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 「インクルーシブ(包み込み)雇用」という言葉をご存じだろうか。障害や病気などを理由に就労の道を閉ざさず、誰もが「働く権利」を保障され、共に働けること。どうすれば実現できるのか。現状と課題を探った。

 ●最低賃金をクリア

 滋賀県にある琵琶湖から東へ約2キロ。田畑が広がる中にクッキー工場を構える社会福祉法人「共生シンフォニー」(大津市大将軍)は、障害者や引きこもり経験者、子どもがまだ幼い一人親をはじめ、就職で苦戦を強いられる人を長年雇用している。事務所内には、脳性まひなどで車椅子を使うスタッフたちの姿。「(会計の)数字が合わない」「月末締めだから、今が一番忙しい」。苦労話を打ち明ける表情は一様に明るい。

 「『働く』とは、当然、最低賃金以上の対価をもらうことじゃないでしょうか」

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