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週刊サラダぼうる・MyWay

わたしの生き方 芸ににじむ人生の影 講談師・神田松之丞さん

=東京都台東区で2018年4月24日

 小学4年生の頃、会社員だった父が自殺し、遺書を見ました。「いろいろな方にご迷惑をおかけしました」って、字がすごく震えているんですよ。衝撃でした。

 父が亡くなるまでは、明るくて快活な子どもでした。朝にバスケットボールをやって、昼休みも放課後もバスケをして、家に帰ってご飯を食べて、翌朝またバスケをして。あのときが人生で一番明るかったですね(笑い)。

 子どもは学校と家族、二つの世界を分けています。家族の世界では父を亡くしてショックを受けた自分がいますが、学校の世界では快活な少年の自分がいるんです。それなのに、学校の仲間たちが葬儀に来たから、家族の世界と学校の世界が一つになった。「逃げる場所が無くなった」と思って、自分でも信じられないぐらい涙を流したんですよ。

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