カンヌ国際映画祭

最高賞 「家族」の切なさ、心つかむ 是枝監督、出品7回で快挙

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 【カンヌ小林祥晃】フランスで開催されていた「第71回カンヌ国際映画祭」で19日(日本時間20日)、是枝裕和監督の「万引き家族」に最高賞のパルムドールが贈られた。日本人の同賞受賞監督は、衣笠貞之助、今村昌平(2度)、黒沢明に次いで4人目。監督デビューから約20年、映画史に名を刻む大監督と肩を並べた。

 「今年のパルムドールはコレエダ」--。授賞式で審査員長の女優、ケイト・ブランシェットさんが発表すると、是枝監督はその言葉をかみしめるようにうつむいて間を置き、大きな歓声と拍手の中を壇上に向かった。パルムドールのトロフィーを受け取ると、「この映画祭に参加するといつも、映画を作り続けていく勇気をもらいます。対立している人と人を、隔てられている世界と世界を、映画がつなぐ力を持つのではないかという希望を感じます」とスピーチした。授賞式後、「(トロフィーが)すごく重いです。これをいただくというのは、監督として本当に重い出来事です」と喜びをかみしめていた…

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