- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

警察が2016年度からストーカーの加害者に医療機関での治療を促す取り組みを始めたが、16、17年度の2年間で全国で1082人が受診を促されながら、実際に治療を受けたのは約2割の240人にとどまっている。医療機関でカウンセリングを受けさせることでストーカー行為を繰り返すのを防ぐのが狙いだが、受診自体を拒否する加害者が多く、警察も苦慮している。
警察庁によると、ストーカー規制法に基づく警告は年間3000件台で高止まりしている。警告を受けた加害者の9割程度はストーカー行為をやめるが、1割程度は繰り返し、中には警告より重い禁止命令を受けたり、逮捕されたりするケースもある。こうした「やめられない」加害者は精神疾患を抱えていることも多く、全国の警察は16年4月から医療機関での治療を促す取り組みを始めた。
この記事は有料記事です。
残り455文字(全文806文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月