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蔵書拝見

斎藤健氏/下 「評伝 原敬」 平民宰相の「大局観」

自宅書斎で本を手にする斎藤健農相=宮武祐希撮影

 修羅場をくぐり、あらゆる分野に精通した「政治家の最高傑作」が原敬だと思っている。出身地の盛岡市の原敬記念館には2度行ったし、「平民宰相」らしく位階を記さず「原敬墓」とだけ書かれた大慈寺の墓にもお参りした。

 1983年に通商産業省に入ってから、旧陸海軍を扱った「失敗の本質」(84年出版)を読んで衝撃を受けた。「陸海軍」の語句を「通産省」と読み替えても通用する。軍という「究極の官僚組織」が、300万人と言われる犠牲者を出して何も学んでいないのではないか。そんな問題意識を強く持った。

 問題は、世界に称賛された日露戦争の勝利から第二次大戦までの間に何が変わったのかだ。ゼネラリストであ…

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