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SUNDAY LIBRARY

村松 友視・評『真実』『怪物』

その人のありようを記すことで比類なき真価を炙り出す

◆『真実』清水まり・構成(文藝春秋/税別1350円)

◆『怪物』中村航/井上尚弥(KADOKAWA/税別1400円)

 日活の新人女優として太田雅子が登場したのは、私が二十五歳くらいの頃だった。“男性映画路線”が確立していた日活において、新人太田雅子がこなすべき役は何なのか……。“裕ちゃん映画”以外にあまり日活映画を観なかった私にとっての太田雅子は、そんな漠然たるイメージでしかなかった。

 ただ、太田雅子から梶芽衣子への芸名の切りかわりにまつわる「日本残侠伝」での若くかたい着物姿、その後…

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