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SUNDAY LIBRARY

工藤 美代子・評『流出した日本美術の至宝』中野明・著

なぜ彼らの手に渡ったのか 美術を愛する人々の葛藤を描く

◆『流出した日本美術の至宝』中野明・著(筑摩選書/税別1700円)

 かつて、アメリカ人の高名な日本文学研究者から聞いた、忘れられない言葉がある。

「近代日本で、外国人が日本の美術品をとても安く手に入れられた時代が2回ありました。最初は明治維新の前後、その次は太平洋戦争が終わってしばらくの間。私も良い買い物をしました」

 満足げにほほ笑むのを見て、ああ、なるほどと思ったのは、もう40年前の記憶だ。

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