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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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結果は国に報告へ 「実態解明には必要」 県立3施設、県が独自調査 /山形

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 未成年の知的障害者らが入所する県立3施設で男女111人分の旧優生保護法(1948~96年)関連文書が県の調査で見つかったことを巡り、県は22日、今回の調査結果を国に報告する方針を固めた。国は各都道府県に対し、行政機関が保有する文書について調査を依頼し、施設が保管する資料は対象外だが、県は詳細な実態解明のために必要だと判断した。【松尾知典、二村祐士朗】

 県が3施設を調査した文書を情報開示請求で入手した毎日新聞の調べでは、このうち98人が不妊手術を強制された。手術年月が記録されていたのは75人の62~78年で、同じ時期の国統計の51人を上回っていることについて、吉村美栄子知事は同日の定例記者会見で「(県として)調査中で、結果はまだ聞いていない」と話すにとどめた。一方で、「県は手術をされた方の情報に、国より近い距離にあると思う」と語り、「国に対し、…

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