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映画

「アオギリにたくして」上映会 広島被爆体験の語り部、故沼田鈴子さんモデル 横浜で27日 /神奈川

歌手・中村里美さんトーク

 広島市の平和記念公園のアオギリの木の下で被爆体験を語り続け、2011年に87歳で亡くなった語り部の沼田鈴子さんをモデルにした映画「アオギリにたくして」の上映会が27日、横浜市戸塚区の明治学院大学横浜キャンパスで開かれる。大学祭・戸塚まつりに合わせ、同大国際平和研究所が企画。映画の統括プロデューサーを務めた中村里美さん(54)のトークもある。

     沼田さんは22歳の時に勤務先の広島逓信局で被爆して左脚を失い、婚約者も戦死した。自殺することばかり考えていたが、逓信局中庭のアオギリが原爆の熱線にえぐられた幹に新芽をつけているのを見て、生きる勇気を取り戻した。教員を退職後、平和記念公園に移植された被爆アオギリの下で、修学旅行生らに体験を語り続けた。

     映画は、東日本大震災の原発事故後に福島を訪れた女性ライターが被爆アオギリの種から育てた苗の植樹に出くわしたのをきっかけに、沼田さんをモデルにした女性の半生をたどるというストーリー。広島市出身の風見しんごさんをはじめ、斉藤とも子さん、原日出子さん、渡辺裕之さんらが出演している。

     中村さんはシンガー・ソングライターで、この映画が初めてのプロデュース作品。20代の時、被爆者の体験を米国に伝えるボランティア活動をして沼田さんと出会い、その後も交流を続けた。トークでは映画に込めた思いや被爆体験を語り継ぐことの意義を語る。

     上映会は27日午後1時から8号館2階821教室で開かれ、上映時間100分、中村さんのトークと演奏が60分。事前申し込み、参加費は不要。問い合わせは明治学院大学国際平和研究所(03・5421・5652)の秋山さん。【石塚淳子】

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