CNF

顔料で重ね描き実現 立体感ある陶磁器開発へ 県が特許出願 /愛媛

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「ガラスへの重ね描きも自在です」とCNF入り絵の具で三重の絵付けをしたビーカーを示す愛媛県窯業技術センターの中村健治主任研究員=愛媛県砥部町で、松倉展人撮影
「ガラスへの重ね描きも自在です」とCNF入り絵の具で三重の絵付けをしたビーカーを示す愛媛県窯業技術センターの中村健治主任研究員=愛媛県砥部町で、松倉展人撮影

 県は新しい繊維素材として注目されるセルロースナノファイバー(CNF)を陶芸の分野に生かし、CNF入りの絵の具(顔料)で陶磁器に重ね描きする技術を特許出願した。水の中では顔料になじみやすい一方、いったん乾燥すると水に分散しないCNFの特長を生かし、従来の陶磁器ではできなかった重ね描きを可能にした。新たな製品開発が期待される。【松倉展人】

 CNFの原料は植物で、太さ数ナノメートル(ナノは10億分の1)の繊維が解きほぐされている。軽く、頑丈で手に入りやすいことから、さまざまな産業分野で導入が模索される。

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