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子ども間性暴力

報告制度なし 施設内の実態把握へ 厚労省が初の調査 三重県データ「7%が経験」

三重県が開示した児童養護施設内の性暴力などの資料

 親元で暮らせない原則18歳未満が生活する児童養護施設などでの子ども間の性暴力について、厚生労働省が今年度、初の実態調査に乗り出す。性暴力は表面化しにくく、被害を受けた子が加害者になる「連鎖」も指摘され、問題は根深い。過去の事件を教訓に、実効性のある啓発や教育に取り組む施設もある。【藤沢美由紀】

 「上級生の部屋に呼ばれて殴ると脅され、性的なことをさせられた」「(同じ男性の)上級生からレイプなどの暴力を受け、男性への恐怖で満員電車に乗れなくなった」--。これらは、児童養護施設の出身者から、民間団体「施設内虐待を許さない会」に寄せられた相談の一部だ。

 児童福祉法では、職員や里親らから子どもへの虐待について都道府県への報告や公表が定められているが、子ども間の暴力に関する規定はない。問題が起きれば各施設が都道府県に報告することになっているものの、公表義務もないため、全体像は分かっていない。

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