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“新証拠”ごとに軌道修正 首相発言ジワリ後退

学校法人「加計学園」による獣医学部新設を巡る愛媛県の新たな文書について質問する記者団に囲まれる安倍晋三首相(右)=首相官邸で2018年5月22日午前8時20分、川田雅浩撮影

 加計学園問題をめぐる安倍晋三首相の説明を振り返ると、実は「防衛ライン」の後退を余儀なくされてきた。新資料や証言が出る度に軌道修正しているのだ。21日には、学園理事長との面会で獣医学部新設に「いいね」と言ったと記された新文書が明らかになり、「火の手」は首相自身に迫っている。首相は強く否定したが、今後、どう説明するのだろうか。【佐藤丈一、岸達也、宇多川はるか】

 後退した例の一つは、国家戦略特区認定を巡る自身の関与にまつわる発言だ。昨年10月の日本記者クラブでの党首討論会で首相は「『私が関与した』と言った人は一人もいないことは明らかになっている」と「潔白」を訴えた。しかし、4月に愛媛県が、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「首相案件」と語ったと記された文書を公表すると、首相は指示を否定しつつも「県の文書についてコメントする立場にはない。元上司として(柳瀬氏を)…

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