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演歌・歌謡ラボ

村木弾/山田姉妹=専門編集委員・川崎浩

村木弾 これからは個性を

 2016年2月に「ござる~GOZARU」という前例の少ないタイトルの曲でデビューした村木弾も、昨年「都会のカラス」、そして今年「親父の手紙」(コロムビア)と順調に新作の発表を続けている。恩師は演歌の大作曲家の故・船村徹だが、“身柄を預かっている”のは歌手の舟木一夫。野武士のような古風な物言いが村木に似合うと、舟木が「ござる」の詞を書いた。新作は「歌の父・船村先生」にささげるため選んだ船村作品。

     「12年半一緒にいても、こと歌に関しては怖い先生でした。プロは自分の満足より聴いている人に喜びを与えろ、と教えられた」と思い出を語る。「これから後は、誰かのまねじゃなく、どうやって長い間聴衆にかわいがられる個性を出すか」

     演歌の本家直系ならではの苦労が始まる。

    山田姉妹 挑戦的なパズル

     村木より1年遅れて、昨年2月、同じコロムビアからアルバム「あなた~よみがえる青春のメロディー」でデビューしたのが“クラシカル歌謡”の双子デュエット「山田姉妹」。姉・華が東京芸大、妹・麗が国立音大出身と、ともにクラシックの教育を受けているが、「二卵性なので、性格も趣味嗜好(しこう)も声も違うから、曲の解釈も違う」と言う。

     新作はアルバム「ふたつでひとつ~心を繋ぐ、歌を継ぐ」。デビュー作が昭和歌謡中心だったのに対し、「涙くんさよなら」など1960年代から、2000年代の「2つで1つ」まで選曲の幅を広げたうえ、それぞれの自作詞曲も収録した。「名曲を、山田姉妹で美しいハーモニーに仕上げるのは挑戦的で、難しいパズルを組み立てる感じ」と声を合わせる。=次回は6月7日掲載

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