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号外大阪府北部で震度6弱 津波の心配なし
全建賞

松山・花園町通り受賞 歩道広げ、にぎわい復活 定期イベント開催も /愛媛

車線を減らして歩道を広くした花園町通り=松山市提供

 松山市が進めてきた「花園町通り」の整備事業が21日、優れた建設・公共事業に贈られる2017年度「全建賞」(都市部門)を受賞した。昨年9月にリニューアルされた通りは、車線を減らして歩道を広げ、自転車道や広場も設けた。空き店舗の増加などで失いつつあった活気を取り戻し、定期的にマルシェイベントが開催されるなど、市が目指す「歩いて暮らせるまち松山」のシンボルロードとして多くの人々でにぎわっている。【木島諒子】

     同通りは、松山市駅と松山城・堀之内公園を結ぶ全長250メートル。幅は40メートルと市内最大で、以前は市の玄関口を象徴する道路だった。しかし、10年ほど前には空き店舗の増加や大量の放置自転車、アーケードの老朽化などで通行量も減少し、活性化が課題だった。

     整備にあたって商店街関係者らとの会合のほか、地域住民や学生らによるワークショップも開いた。空間の活用方法について意見交換を重ね、コンセプトを「にぎわいと交流を育む『広場を備えた道路』」とした。

     事業は11~17年度に実施され、総事業費は約12・5億円。電線を地中化し、車線を片側2車線から1車線に減らして歩道を拡張することで、歩行者に配慮したつくりにした。

     そのほか、景観を整えるため店舗の看板やテントのデザインを統一。駐輪場や県産木材を使ったウッドデッキやベンチ、俳句ポストなどを設置し、芝生広場やイベントを開く際に使える電源設備も設けた。

    花園町通りで毎月第3日曜日に開催されるマルシェイベント=松山市提供

     その結果、整備後の17年11月の歩行者通行量(平日7~19時)は、整備前(08年)の2955人から約2倍増となる5512人に増加。毎月第3日曜日に商店街が主催で「お城下マルシェ」が開かれ、大勢の観光客や家族連れが訪れるようになった。

     市道路建設課は「行政と民間が連携した7年間にわたる事業のプロセスが評価され大変うれしい。今後もまちのにぎわいの創出に生かしていければ」としている。


     ■ことば

    全建賞

     全日本建設技術協会主催。社会資本整備と建設技術の発展を促す目的で1953年に創設。2017年度は国や自治体などから317の応募があり、道路、河川など部門別や横断的取り組みの計81事業が選ばれた。今回受賞したのは花園町通り(市道花園町線)の無電柱化・道路空間再配分事業。松山市の受賞は11年度の松山港和気地区・和気浜の整備事業に続き2回目。

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