- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

働き方改革関連法案は25日、野党が抵抗する中、衆院厚生労働委員会で可決された。反対の声が根強い「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の創設については、長時間労働の懸念が払拭(ふっしょく)されないまま、法案は週明けに衆院を通過する見通しとなった。
野党「定額働かせ放題」
23日の衆院厚労委。国民民主党の柚木道義氏が声を荒らげて「過労死が増える。同じ悲劇を繰り返してはいけない」と、法案から高プロを削除するよう迫った。安倍晋三首相は「(制度の適用には)条件があり、健康を管理して対応していく」と応じず、「高い付加価値を生み出す経済を追求しなければならない。(働いた)時間ではなく、成果で評価する働き方を選択できる制度は待ったなしだ」と強調した。
自分で働く時間を決め、高い成果を生み出す--。政府は高プロの労働者像をこう描く。しかし、厚労委の審議では、労働者側にとって、その姿からはほど遠い政府答弁が相次いだ。
この記事は有料記事です。
残り760文字(全文1165文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月