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「国民の共有財産」と法でうたわれる公文書。国や自治体での実情を改めて掘り下げるシリーズを掲載します。

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ファイル名抽象化 防衛省が証言者探し

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毎日新聞に証言した職員を特定することなどを省内に求めた防衛省の通知=赤嶺政賢衆院議員事務所提供
毎日新聞に証言した職員を特定することなどを省内に求めた防衛省の通知=赤嶺政賢衆院議員事務所提供

 防衛省が保管する公文書ファイルが、インターネットで公表される目録に抽象的な名称で登録され、国民が検索しづらい状態になっている問題で、同省は25日、ファイル名登録の実態を毎日新聞に匿名で証言した職員を特定する調査を省内に指示したことを明らかにした。識者からは「適正な公益通報を萎縮させる」との懸念の声が上がっている。

 毎日新聞は13日、同省の約4万件のファイル名が抽象化され、内容が分からない状態になっていると報道。文書管理を担当する職員が匿名で取材に応じ、「抽象化の目的は情報公開請求の回避」と、公文書管理法の趣旨に反する実態を証言した。

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