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サンティアゴ巡礼道の風景

手帳に御朱印のスタンプ ホタテの貝殻ぶらさげ

強い日差しのなかの巡礼路。日傘をさしながら歩く

 巡礼を無事に終えて、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着したあかつきには、現地で巡礼証明書を受け取ることができる。「巡礼はあくまでも自分の内面の問題だから証明書を受け取らない」という選択肢ももちろんあるけれど、せっかくそれだけの距離を歩いたのだから、やはりなんらかの記念はほしいものだ。

巡礼手帳を日本で入手

 その巡礼証明書を入手するために必要なのが、「クレデンシャル」と呼ばれる巡礼手帳だ。巡礼者はつねにこれを携帯し、巡礼途中で立ち寄った教会や泊まった宿、ときにはカフェやレストランなどでスタンプを押してもらい、そこに日付を入れる。日本の札所巡りでいただく御朱印のようなものだ。ゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着したら、まずは大聖堂の近くにある巡礼事務所を訪問し、そこで事務所の人にクレデンシャルに押されたスタンプを確認してもらえば晴れて巡礼証明書が発行される。

 このクレデンシャルは日本でも入手可能だ。特に「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」という団体が発行してるものはデザイン的にも大変美しく、現地でほかの国からやってきた巡礼者にうらやましがられることも少なくない。この会のウェブサイトには、クレデンシャルの入手方法だけでなく、それぞれの巡礼道に関する細かな情報も掲載されているので、興味を持たれたらまずはアクセスしてみることをお勧めする。

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佐藤徹也

さとう・てつや 1964年東京都出身。高校生時代より山登りに勤しみ、大学に入ってからはアジア、ヨーロッパ、北アフリカなどへの長期旅へ。その後、「山と溪谷社」などいくつかのアウトドア系出版社に勤務ののちに独立。現在はフィールドは限定せず、また期間の長短にかかわらず、「歩く旅」の可能性を模索している。

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