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「18歳成人」に思う

大人と子どもの線引きを「18歳」とする民法改正案が国会で議論されている。各界の識者らの声を紹介する。

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「18歳成人」に思う

「幼児化」の風潮、改めて 作家・下重暁子さん(81)

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 時代はますます親離れ、子離れができなくなっています。私が子どもの頃、高校の入学式に親が来るなんて恥ずかしいものでした。今や大学の入学式や卒業式にも親が来る。どうかしています。親世代が幼児化して子離れできないのです。

 「18歳成人」でそうした風潮が改まるのを期待します。成人したら、まず生まれ育った家から離れさせるべきです。日本人は国が決めたことに従順なので、成人年齢が引き下げられれば、それに合わせて意識も変わるのではないでしょうか。

 私は小学3年で敗戦を迎え、それまでの常識が180度覆りました。混乱する大人を見て、子どもながらに「自分で自分を養える自立した人間になろう」と思いました。

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