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藤原帰一の映画愛

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犬ヶ島 ハリウッド監督による日本映画へのオマージュ

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 ストップモーション・アニメーション。静止物を1コマ撮って、動かし、また1コマ撮影して生まれる映像はコンピューターグラフィックス(CG)と違って手で触れることのできそうな味があります。これは、ウェス・アンダーソン監督が、「ファンタスティック Mr.フォックス」に続いてストップモーションに挑んだ作品です。

 舞台は、近未来の日本。メガ崎市の小林市長が犬インフルエンザの拡大を理由に市内の犬を集めてゴミを集積した島に隔離したところ、12歳の少年小林アタリが愛犬スポッツの行方を求め、飛行機に乗って犬ヶ島にやってきた。島の犬たちは少年の愛犬捜しを手伝うことに決め、スポッツ探索の旅が始まります。

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