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纒向遺跡の種、年代測定を巡って 100年の幅、いかに限定 他分野連携深めた研究の必要性

中村俊夫さん

 邪馬台国の最有力候補地とされる纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で出土していたモモの種について、同市纒向学研究センターが14日に公表した放射性炭素(C14)年代測定の結果が議論を呼んでいる。「西暦135~230年に実った可能性が高い」という分析は卑弥呼(248年ごろ没)の活動時期と重なるが、約100年の幅は残った。自然科学が導き出した年代の意義と今後の課題は何か。

 「残念ながら、あまり考古学や歴史学の役に立たない」。20日に大阪市内で開かれた講演会で、大阪府立近つ飛鳥博物館の白石太一郎名誉館長(考古学)は今回の結果に厳しい見方を示した。「もし2世紀前半なのであれば卑弥呼は生まれてすらいませんからね」。時期をもっと限定せねば意味がない、という考えだ。

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