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ミニ論点

6・12首脳会談 李鍾元・早稲田大大学院教授(朝鮮半島研究)/伊豆見元・東京国際大教授(国際関係論)

 電撃的に行われた南北首脳会談にはどのような意義があるのか。そして米朝首脳会談は開催されるのか。北朝鮮問題に詳しい識者に聞いた。

米の誤解を解く狙い 李鍾元(リージョンウォン)早稲田大大学院教授(朝鮮半島研究)

 トランプ米大統領がいったん米朝首脳会談の中止を決定した背景には、北朝鮮が対米方針を変えた、との疑念があった。中朝首脳会談で中国の後ろ盾を得た北朝鮮が、5月初めにポンペオ国務長官が訪朝した際に確認した基本線から外れたのでは、というものだ。今回の南北首脳会談では、北朝鮮側も完全な非核化という大枠は依然維持している、と疑念を打ち消すメッセージを米側に伝えた。米国もこれを前向きに受け止めており基本に立ち戻って会談に向けた交渉が進められるのではないか。

 米朝首脳会談を大きな好機ととらえる北朝鮮は中止方針に焦ったはずだ。北朝鮮の考えを問いただすトランプ大統領のボールに対し、低姿勢な内容の金桂冠(キムゲグァン)第1外務次官による談話に続いて、早急に金委員長の肉声を伝える必要があった。

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