パキスタン

シャリフ前首相発言が波紋 印テロ、軍黙認か

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記者会見に臨むシャリフ前首相=イスラマバードで2018年5月23日、ロイター
記者会見に臨むシャリフ前首相=イスラマバードで2018年5月23日、ロイター

 【ニューデリー松井聡】2008年に160人以上が死亡したインド西部ムンバイの同時多発テロを巡り、パキスタンのシャリフ前首相がパキスタン当局の関与を認めるかのような発言をし、波紋を呼んでいる。7月25日に実施される総選挙では、シャリフ派の与党が優勢と見られてきたが、政治に影響力を持つとされるパキスタン軍の反発が強まっており、与党に逆風が吹く可能性が出てきた。

 「(パキスタンでは)武装組織が活動している。彼らが(パキスタン側から)国境を越え、ムンバイで150人を殺害するのを我々は許すべきだったのか」。シャリフ氏は今月中旬、有力紙ドーンとのインタビューでこう語った。インドはこのテロにパキスタン当局が関与したと疑っているが、パキスタン政府は一貫して軍や政府の関与を否定。シャリフ氏の発言が事実であれば、軍などが武装組織の動きを黙認していたとも受け取れる内容だ…

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