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Interview

「ファントム・スレッド」 ポール・トーマス・アンダーソン監督 愛のかたち、実体験から

 1950年代のロンドンを舞台に、高級服の天才的な仕立屋が若いウエートレスに出会い、互いにひかれ合う。公開中の映画「ファントム・スレッド」は、仕事一筋で支配的な男と、彼の心をつかもうとする女の愛を巡る心理戦がスリリングに展開されていく。後半、愛のために彼女がとった一手が衝撃的だ。

     ■  ■

 脚本も手掛けたポール・トーマス・アンダーソン監督(47)の実体験から着想を得たという。恋愛映画を作ろうと考えていた時、インフルエンザになって寝込んだ。看病する妻はとてもやさしくて、「私が弱々しくて従順なのは、悪くないことなのかな」と思ったという。

 そこから、主従が逆転し、一筋縄ではいかない愛のかたちが思い浮かんだ。「男と女の力関係はとても不安定…

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