- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

【ブリュッセル八田浩輔】海洋ごみを減らすため、欧州連合(EU)の欧州委員会は28日、ストローや皿など、一部の使い捨てプラスチック製品の使用を禁止する方針を発表した。来年5月までに加盟国と欧州議会の承認につなげ、2021年からの実施を目指す。深刻な海洋汚染を背景に、欧米では使い捨てのプラスチック製品を禁止する動きが急速に進んでいる。
欧州委の方針では、使い捨てのプラスチック製品について対象別に規制を定める。ストローやマドラー、皿などの食器類は原則禁止。コップは課金の対象とすることで、使用量の減少を目指す。ペットボトルについては、加盟国に対して25年までに回収率90%を達成するよう義務づける。また、プラスチックを含む釣り具は、製造者側にごみ回収コストの負担を求める。
この記事は有料記事です。
残り239文字(全文575文字)