オーストリア

ドイツ語試験で保護費カット 難民らに方針

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 【ウィーン三木幸治】オーストリア政府は28日、公用語のドイツ語ができない難民や移民の生活保護費をオーストリア国民の約7割に減額する方針を発表した。難民らの入国を増やさないようにする措置の一環だが、欧州連合(EU)は全ての市民を平等に扱うように定めており、今後、議論を呼びそうだ。

 オーストリアでは2015年、人口の1%にあたる約9万人が難民申請。昨年12月に中道右派の国民党と極右・自由党の右派連立政権が発足し…

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