メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『ふるさとの駄菓子』佐藤敏悦・著

地元で手づくりされた小さな嗜好品の数々

◆『ふるさとの駄菓子 石橋幸作が愛した味とかたち』佐藤敏悦・著(LIXIL出版/税別1800円)

 あらためて、駄菓子とはなんだろう。表紙には「Traditional Hometown Sweets」とある。1970年代生まれの私の、幼時の思い出の中にある駄菓子は、この本でつぶさに紹介されているものとは違う。チープで、小さくて可愛らしくて、でも、決してはなやかではないというところは同じでも、私が学校帰りに小遣いを注(つ)ぎ込んだあのお菓子は、ほとんどが最初からぴっちり包まれた姿でこちらに手渡され、そのパッケージには製造元の住所が記されていた。自分の住む土地からは遠い場所の。そう、「Hometown」のお菓子ではなくて、工場で大量につくられ、文房具と駄菓子を一緒に売る店まで届けられるのだっ…

この記事は有料記事です。

残り550文字(全文916文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン
毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 沖縄慰霊の日 平和の詩「生きる」全文
  2. 晴れ着トラブル 「はれのひ」社長聴取へ 23日午後帰国
  3. サッカー日本代表 「西野監督ごめんなさい」ネットに続々
  4. 将棋 藤井七段、王座戦タイトル初挑戦まであと2勝
  5. トランプ米大統領 安倍首相に暴言 G7で移民政策議論中

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]