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がん・ステージ4からの眺め

がんで最も進行度が高い「ステージ4」。その告知は、患者にとって世界が一変する出来事だ。ステージ4患者を訪ね歩き、病と共に生きる日々について話を聞く。

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がん・ステージ4からの眺め

仲間に感謝し定年まで働く

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テレビ制作会社で働く平松茂生さん。パソコンを前に打ち合わせる時間も多い
テレビ制作会社で働く平松茂生さん。パソコンを前に打ち合わせる時間も多い

 今、がん患者の3人に1人は就労可能な年齢(20~64歳)で罹患(りかん)している。病状や治療の副作用は個人差が大きく、進行したステージ4でも働ける人は少なくない。必要なのは「自分らしく」働ける社会だ。

 「葬式で、子どもに拍手で送ってもらえるような生き方がしたい」

 腎臓がんステージ4の平松茂生さん(59)=愛知県尾張旭市=は、テレビ制作の第一線で仕事を続ける。2014年春、人間ドックで病が分かった。自覚症状はなく、「告知されても、まるで現実味がなかった」。右の腎臓を全摘。半年後、術後の治療中に肺への転移が判明した。

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