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新潟県警は29日、同県阿賀野市の五頭連峰で男性とみられる2人の遺体を発見した。県警は、今月5日から同連峰に入り、連絡が取れなくなっていた新潟市北区の渋谷甲哉(こうや)さん(37)と長男で小学1年の空(そら)さん(6)とみて身元確認や死因の特定を進める。
県警阿賀野署によると、29日午前11時20分ごろ、県警ヘリコプターが、連峰内にあるコクラ沢の斜面(標高580メートル)で、うつぶせで寄り添うように倒れている2遺体を発見。ヘリで収容した。服装などから渋谷さん親子とみられるという。
同署によると、発見場所は松平山(954メートル)と五頭山(912メートル)をつなぐ尾根沿いの登山道から西へ約1・5キロ離れた場所。尾根を縦走する際に道を誤るとたどり着きやすいという。同署は2人が沢づたいに下山しようとしたが、沢の先にある滝に行く手を阻まれ、力尽きた可能性があるとみている。行方不明時、付近の山々には雪が残り、雪解け水で沢の水量も増していたという。
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