連載

特集ワイド

「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。

連載一覧

特集ワイド

「いつまでモリカケ」論は正しいか 改憲、アジア外交、安保 「もっと大切な議論」この政権にできる?

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
4月に国会前であった安倍首相退陣を求めるデモ。毎日新聞の最新の世論調査では、加計問題を巡る首相の説明が「信用できない」との回答が70%にのぼった=東京都千代田区で2018年4月14日、丸山博撮影
4月に国会前であった安倍首相退陣を求めるデモ。毎日新聞の最新の世論調査では、加計問題を巡る首相の説明が「信用できない」との回答が70%にのぼった=東京都千代田区で2018年4月14日、丸山博撮影

 激動の東アジアである。米朝首脳会談の行方も気になる。なのに日本の国会ではモリカケ(森友・加計学園問題)ばかり--。安倍晋三首相を支持する側からそんな嘆きが聞こえる。議論すべきテーマはほかにある、というわけだが、ホントにそうか?【吉井理記】

 大揺れの国会議事堂にやってきた。2階の食堂で「特集ワイド」でもおなじみ、自民党の村上誠一郎元行政改革担当相がテーブルにつくなり、語気を強めて言うのだ。「『たかがモリカケでいつまで騒ぐんだ』論をどう思うかって? 話にならないね。今起きていることは民主主義の危機なんだ」

 食堂に響く村上氏の怒声に耳を傾ける前に、おさらいしておこう。森友学園問題では、国有地払い下げの「値引き」に、首相の妻昭恵氏の影響力が取りざたされ、加計学園問題では、首相の親友が構想した大学の獣医学部新設が、首相肝煎りの特区制度で実現し、いずれも「政治の私物化」が疑われた。

この記事は有料記事です。

残り2456文字(全文2847文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集