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ベンチ

野洲「市民の会」、甲賀の障害者作業所に贈る 活動、県全域へ /滋賀

「野洲らぎのベンチ」の周囲に集まった信楽くるみ作業所の利用者ら=滋賀県甲賀市信楽町長野で、濱弘明撮影

 障害のある人が陶製の小物などを製作している甲賀市信楽町の「信楽くるみ作業所」に新しい憩いの場ができた。野洲市を中心に活動してきたグループ「『野洲(やす)らぎのベンチ』を設置する市民の会」が今月、3人掛けのベンチを市外で初めて寄贈。作業所の利用者らは早速、腰掛けて談笑していた。

     「市民の会」は2012年に発足。辻廣樹会長(62)が秋田県鹿角市の大湯温泉を訪れた際に腰掛けたベンチが、市民グループによる1口500円の「ワンコイン募金」で贈られていることを知り、すぐに行動に移した。自身が野洲市民であることから「野洲らぎのベンチ」と命名した。募金箱を居酒屋などに置くと、多くの人がお釣りを入れてくれ、最近では企業などから寄付の申し出もあるという。

     これまで、福祉施設を中心に野洲市内の約20カ所に設置。その間、辻さんは難病の「後縦靱帯(じんたい)骨化症」と診断され、2度の手術を受けた。今もつえをついて歩く。「死にたいと思ったこともある。喜ばれるようなことをして、何かを残したかった」と活動により力を入れるようになった。

     会の幹事長、北谷吉二さん(58)が甲賀で暮らすようになった縁で、くるみ作業所にベンチを贈ることにした。今後は活動範囲を県内全域に広げる。

     約20人の利用者がいるくるみ作業所は、信楽高原鉄道の陶板製の干支(えと)切符の製作を請け負うなどの活動で知られる。中西富美子施設長(68)は「利用者はこれまでも、作業の合間に会話を楽しんでいた。集まってくつろげる場を作っていただき、大変ありがたい」と感謝している。

     活動に関する問い合わせは市民の会事務局(077・587・3715)。【濱弘明】

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