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若者フリーゾーン

「自分しか」使命感で起業 JobRainbow社長・星賢人さん(24)

=中村かさね撮影

 <くらしナビ おとなへステップ>

    星賢人(ほし・けんと)さん

     東京大大学院に在学していた2016年1月、株式会社「JobRainbowジョブレインボー」を起業しました。性的少数者(LGBTなど)が働きやすいぎょうの情報を集めた同名の口コミサイトや、LGBT専門の求人情報サイト「ichooseアイチューズ」を運営しているほか、企業や教育機関向けの研修も手がけています。

     立教大在学時、トランスジェンダーの友人がいました。せき上は男性のかのじょは就職活動を始め、エントリーシートの性別欄らんやリクルートスーツを選ぶ時点でかべにぶつかりました。面接でカミングアウトしたところ、「うちにあなたのような人はいない」と言われ、ちゅうで面接を切り上げられたこともあったそうです。友人は就職できないなら意味がないと大学を辞め、今は音信不通です。LGBTはしゅうかつで小さなウソを積みかさねなければならず、本当の自分をきょされます。それがくやしかった。

     わたし自身も中学時代にゲイを自認しました。14年にインターンをしていた米国系IT企業でおどろく経験をしました。どうせいこんをしたレズビアンの社員が職場でけっこんきゅうしんせいし、認められていたのです。この時、LGBTにフレンドリーな企業があっても、当事者にはあまり知られていないことに気付きました。もし友人もこんな会社に出合えていたら、大学を退学することはなかったと思います。「すべてのLGBTが自分らしく働ける社会を作りたい」との思いがつのりました。ベンチャー企業のビジネスコンテストにおうし、起業しました。起業は人生のレールからはみ出すようでこわかったことも事実ですが、「自分しかできない」と使命感が勝ちました。

     LGBTに対する社会的認知が高まり、積極的にカミングアウトしたり、発信したりする若い当事者が増えています。少子化や人手不足などを背景に、企業はダイバーシティー(多様性)に力を入れています。かれらのせんたくはばを広げたいと思っています。【聞き手・中村かさね】=次回は6月21日に掲載

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