米国

鉄鋼・アルミに追加関税発動 貿易摩擦、欧州に拡大 EUが対抗措置

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 【パリ三沢耕平、ブリュッセル八田浩輔】米国が31日、欧州連合(EU)などに対して鉄鋼・アルミニウムの輸入関税を引き上げる措置に踏み切ったことを受け、EUは世界貿易機関(WTO)への提訴など、米国への対抗措置に踏み切る方針を固めた。米国は欧州車の関税引き上げなども検討しており、報復が連鎖していく最悪の展開に発展する恐れが出てきた。トランプ米政権が仕掛ける「貿易戦争」は、中国だけでなく欧州を含めた世界の巨大経済圏に戦線が拡大することになる。

 「世界の貿易にとって最悪の一日になってしまった」。EUのマルムストローム欧州委員(貿易担当)は米国の発表を受けた声明の中で落胆の意を示した。米国の措置が国際ルールに違反するとし、EUはただちにWTOに提訴し、EU市場を保護するためのセーフガードの発動など、あらゆる対抗措置を講じる方針を明らかにした。

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