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「第九」鳴門初演100年

日独結ぶ、友愛の絆 収容所史実、次世代につなぐ 鳴門で記念式典 /徳島

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記念式典で徳島県鳴門市の泉理彦市長(右)に100年前の演奏会プログラムを手渡すペトラ・ボーナーさん=同市内で、大坂和也撮影
記念式典で徳島県鳴門市の泉理彦市長(右)に100年前の演奏会プログラムを手渡すペトラ・ボーナーさん=同市内で、大坂和也撮影

捕虜の子孫ら100人

 鳴門市の板東俘虜(ふりょ)収容所でのベートーベン「第九」アジア初演から100年を迎えた1日、市内では当時のドイツ人捕虜の子孫など約100人の関係者らが集まる記念式典があった。泉理彦市長は冒頭で「鳴門第九や友愛の史実が世界中に発信され、末永く温かい国際交流が続いてほしい」と話し、日独を結ぶ収容所の史実を次なる100年につなぐ決意を新たにした。【大坂和也】

 記念式典では、独日協会連合会のルプレヒト・フォンドラン名誉会長が「板東の地では戦争の混乱が平和へと姿を変えた。板東で受け継がれてきた記憶には価値がある」とあいさつした。また、100年前に第九が初めて演奏された際のプログラムなどをドイツ兵の孫のペトラ・ボーナーさんが寄贈し、泉市長が受け取った。ボーナーさんの祖父で収容所内の新聞「ディ・バラッケ」編集部員だったグスタフ・メラーさんが所有していたもので…

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