世界自然遺産

奄美・沖縄の推薦撤回 登録急ぎ評価落とす

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沖縄島北部=2018年4月19日、本社機「希望」から徳野仁子撮影
沖縄島北部=2018年4月19日、本社機「希望」から徳野仁子撮影

 日本が世界自然遺産に推薦した「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄県)について、政府は1日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を取り下げることを閣議了解した。これによって自然遺産への登録は、最短でも2020年になる。自然遺産候補地として初の取り下げに至った背景には、登録を急ぐあまり、諮問機関が抱く懸念を払拭(ふっしょく)できず評価を落としたことがあった。

 ユネスコの諮問を受けた国際自然保護連合(IUCN)の事前審査では、16年12月に一部が返還された米軍北部訓練場跡地(沖縄県、約4000ヘクタール)の扱いが焦点となった。約3万8000ヘクタールの世界遺産候補地に隣接し、貴重な自然が残る跡地について、政府は候補地に盛り込むことを見送った。ユネスコへの推薦書の提出期限が17年2月に迫っていたため、跡地の国立公園編入後に候補地へ追加する予定だったという…

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