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映画

「羊と鋼の森」 触覚まで感じられる ヤマハピアノ事業推進部 花岡昌範さん

花岡昌範(まさのり)さん

 「羊と鋼の森」は小説で読んでいましたが、調律師の仕事が細部にわたって正確に描写されており、一気に読みました。

     私自身、国内外のコンクールやコンサートピアノ工場での音づくりなどに携わって35年になりますが、調律は目に見えない感性の世界です。「音を整える」というこの目に見えない世界を、映画ではどう描くのかと思いましたが、音の美しさや森の匂い、そして触覚までが映像を通じて感じられるほど丁寧に作り込まれており、感動しました。

     調律には、正解もありません。ピアノには一台一台個性があり、ピアノを弾く人にも個性や好みがあります。ピアノの状態を良くするだけでなく、安心して演奏できる環境を作る。ゴールのない世界であきらめず誠実に、「こつこつ」と一つのことを情熱をもって探求し続ける。この作品は、調律という仕事を通じ、どんな立場の人にも共通する大切なことも伝えていると思います。【聞き手・南敦子】

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