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鹿児島県の奄美大島で絶滅危惧種のアマミノクロウサギなどを襲うノネコの問題が近年クローズアップされている。奄美大島は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄県)の構成地域として世界自然遺産への登録が期待されてきたが、政府が1日に推薦取り下げを決定。再挑戦に向けて希少動物保護の体制強化が求められ、島内に600~1200匹生息していると推定されるノネコ対策も急務になっている。【菅野蘭】
ノネコは島の集落などの猫が野生化したもので、奄美大島では環境省が2008年6月に初めてアマミノクロウサギを捕食する姿を撮影。採取したノネコのふんからは希少哺乳類の毛や骨が高い割合で検出された。2000~4800匹と推定される奄美大島のアマミノクロウサギはノネコや森林伐採、ハブ対策で導入されたマングース、交通事故などによって生存が脅かされている。
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