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荒廃竹林、仲間と間伐 竹を再利用「火倶野姫」=豊田 /愛知

 豊田市本町の公益財団法人「あすて」を拠点に活動するグループ「火倶野姫(かぐやひめ)」。昔話「竹取物語」にちなんだ名前で、間伐した竹を炭や竹細工などに再利用する取り組みを行っている。販売された竹製品は市民の人気を集め、売り上げの一部は市社会福祉協議会に寄付し、社会貢献にも寄与している。

     グループは11年前、「あすて」で開催された炭作り体験イベントをきっかけに、参加者の1人だった代表の都築忠夫さん(71)を中心に結成された。現在、会員は51~82歳の15人。手入れの行き届いていない竹林を見過ごすことができず、市内の4カ所で間伐に打ち込む。作業に入る前は必ず、竹林の所有者の了解を得てから間伐に乗り出すという。

     週末の午後。間伐のため、「あすて」近くの竹林に会員6人が集まった。竹林全体を見回し、間伐する竹に印をつける。切り倒すと、のこぎりとチェーンソーを使って、余分な枝を落としたり、炭窯に入るよう適当なサイズに伐採したりしていく。竹林は急な斜面にあり、作業の場所として楽ではないが、会員たちは慣れた手つきで次々とさばいていき、長さ10メートルほどの竹があっという間に処理されていった。

     現在の悩みは、会員の高齢化だ。都築さんは「平均年齢は70歳を超すでしょうか。若い人が入ってくれるといいんだけど」と苦笑いする。しかし、てきぱきとした作業ぶりから年齢は感じさせない。都築さんは「作業は1回ごとに異なっており、時には失敗もある。逆にそれがおもしろさでもある」と笑顔で話していた。【中島幸男】

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