第九

鳴門で初演100周年 再現に喝采 歓喜の歌声響く /徳島

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100年前の同時刻に行われた「第九」アジア初演を再現する演奏団=徳島県鳴門市大麻町の市ドイツ館前広場で、大坂和也撮影
100年前の同時刻に行われた「第九」アジア初演を再現する演奏団=徳島県鳴門市大麻町の市ドイツ館前広場で、大坂和也撮影

 ベートーベン「第九」アジア初演の地、鳴門市大麻町で1日、100年前にドイツ人捕虜によって演奏された第九を同時刻に再現する演奏会「よみがえる第九」(同市主催)があり、会場の市ドイツ館前広場には約1200人の聴衆が集まった。板東俘虜収容所で人道的な扱いを受けた捕虜の子孫らが聴き入る中、当時と同じ男性だけの合唱団が、日独友好を育んだ地に歓喜の歌声を響かせた。【大坂和也】

 演奏会には立ち見が出るほど大勢が詰めかけ、現存するプログラムの開演時刻に合わせて午後6時半ごろ始まった。泉理彦市長が「歴史的瞬間に立ち会い、友愛の史実が末永く語り継がれることを祈る」とあいさつ。ヨハン・シュトラウス2世の歌劇「こうもり」序曲が演奏された後、いよいよ第九がスタート。管弦楽器による静かながら迫力ある演奏とともに、次第に日が落ち始める。ステージに男性の合唱団が現れ、第4楽章へ。迫力の歌…

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