普賢岳27年

「防災は島原から」FM局社長、2月急逝

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2007年の「FMしまばら」開局記念式典でテープカットする清水真守さん(中央左)=FMしまばら提供
2007年の「FMしまばら」開局記念式典でテープカットする清水真守さん(中央左)=FMしまばら提供

 43人の死者・行方不明者を出した長崎県雲仙・普賢岳の大火砕流から3日で27年。地元のコミュニティーFM局「FMしまばら」(長崎県島原市)の社員たちには、開局時からの社長、清水真守(まもる)さんが2月に64歳で急死して迎える特別な日となった。「防災は島原から」と発信を続けた清水さんの思いを受け継ごうとスタッフは決意を新たにしている。

 大火砕流が起きた1991年6月、清水さんは島原半島が主な購読エリアの日刊紙・島原新聞の記者だった。避難生活を強いられる住民らを取材する一方、生活再建を支える「雲仙岳災害対策基金」創設を住民の一人として国などに働きかけた。清水さんと親交があったジャーナリストの江川紹子さんは「記者のころから住民の元に足しげく出向いて話を聞くフットワークの軽さ、人と人をつなげる力で島原の復興を支えた人だった」と振り返…

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