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スポーツで国の価値観分かるか? 慶大教授・鈴木透さん「日本はアメフットの精神を知らない」

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コラージュ・大谷紬=写真はAP、共同
コラージュ・大谷紬=写真はAP、共同

 スポーツの成り立ちには、その国の社会の変化や理想が映し出されている--。そう考え、米国を読み解いた人がいる。米国文化を研究する慶応大教授の鈴木透さん(53)。別の角度からスポーツを見れば、国の価値観が分かるのだろうか。【藤原章生】

社会が変わる先駆けに

 米国を代表するスポーツは、国技とも言われるアメリカンフットボールだ。日本では日本大の悪質なタックル問題が騒がれているが、鈴木さんは「米国を理解するのに格好の材料になる」と切り出した。

 「主に米国の大学でアメフットが広まりだしたのは1870年代以降で、大財閥による独占でアメリカの資本主義が破綻し、独占禁止法で再生が図られた19世紀後半から20世紀初頭に当たります。このためルールには資本主義と民主主義の両立を目指す精神が流れています」

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