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論の周辺

「大正」という参照軸

 平成の時代は来年で幕を閉じることになったが、この31年という期間を考えると、なかなか興味深い。大まかにいうと、それは64年を数えた昭和の約半分であり、15年続いた大正の約2倍である。一方、45年に及んだ明治に対し次の大正が3分の1ほどの短さで終わったのに比べれば、昭和に対する平成はある程度長く続いたともいえる。

 そんな比較をしてみたくなるのは、2011年に月1回掲載した「大正100年」というシリーズを担当した時の印象が一つある(単行本は『大正という時代』毎日新聞出版)。その中で、日本政治思想史家の原武史さんは、明治、昭和という強いイメージを持つ時代の後に位置したという意味で、「平成の初期には大正の始まりと似た面」があったと語っていた。

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