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POPSこぼれっ話

日本ジャズの自由度加速

 高度な演奏技術が必要で、譜面に書き留めることができる……この点において、クラシックとジャズは血縁である。これは世界中で同じ曲の演奏ができ、国際化が進むことを意味する。

 欧州ジャズの名レーベルECMから「フォー・トゥー・アキズ」(ユニバーサル)でデビューしたドラムスの福盛進也はバークリー音大に学び、ECMの本拠地ドイツで活動していた。サックス、ピアノ、ドラムという変則トリオで、宮沢賢治、滝廉太郎らをモチーフにしたシンプルで知性的な演奏はジャズの新たな地平を開く。

 ピアノとトランペットの“二刀流”という驚きの2枚組みアルバム「インフィニット・クリーチャー」(ポニーキャニオン)でデビューしたのは曽根麻央。バークリー音大大学院修士課程を首席で修了、ニューヨークのグローバル・ジャズ研究所に在籍した。「僕がいろんな表現をするのはたくさんの音が聴こえているから」とさらりと言ってのける。エレクトロもアコースティックも世界最先端が両立する。

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