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演劇

パルコ「ハングマン」 絞首刑制度、ダークな笑いに=評・濱田元子

 やっぱり期待を裏切らない。映画でも注目の英劇作家、マーティン・マクドナー。久々の日本初演作は、英国で1965年に廃止された絞首刑制度を、ダークな笑いたっぷりに俎上(そじょう)に載せた。マクドナーらしい、いずれもクセ者の登場人物を、個性派ぞろいの俳優陣が快演している。小川絵梨子訳、長塚圭史演出。

 舞台は英北西部のオールダム。死刑制度が廃止になった日、英国で「2番目に」有名だったハングマン(絞首刑執行人)、ハリー(田中哲司)が営むパブに、都会的な雰囲気の謎めいた男ムーニー(大東駿介)が姿を現したことが騒動の発端となる。

 鍵となるのが、2年前にハリーが執行した絞首刑。ヘネシー(村上航)は無罪を叫んで死んでいったのだ。

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